配色:文字を読みやすくするたった2つの方法について

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販促ツールコンサルタントの

那須野です。

 

読むだけで販促デザイン力のつく

ブログです。

 

配色について、前回、補色・反対色で

読みにくくなる文字の組み合わせ

話をしました。

 

今日は、その読みにくくなった

文字をどうやったら読みやすく

できるか、についてお話します。

 

読みにくくなる原因は2つあり、


一つは、補色・反対色で読みにくく

なること。

 

前回のおさらいですが、補色・

反対色の中でも、このような

色の組み合わせが読みにくくなる

組み合わせでした。 

そしてもう一つの読みにくくなる

パターンとは、明度(めいど)つまり

明るさ暗さが近い配色のパターンです。


例えばこのような色になります。


そしてこれらの読みにくくなっている

配色を読みやすくするには、2つの

方法があります。


一つは、すぐ上の事例の、

明るさが近くて読みにくいものに

対してですが、


近くなっている明るさに違いを作り、

明るい色と暗い色のコントラストを

作る方法です。


具体的に示してみます。

このように変化を付けます。


もう一つの方法は、明るさに違いが

ある色を、文字のフチに使う方法です。


この文字のフチに使われる、明るさの

違う色をセパレーションカラーと言います。


 

この方法は、補色どうしで読みにくく

なっている場合にも使えます。

純色の赤はかなり強い色なので

まだチカチカしますが、それでも

前よりは、だいぶ読みやすくなりました。


こんなのもあるんじゃないのと

いう声も聞かれそうなのが、例えば、

こういう影をつける方法

(この方法は、暗い色の文字では

 文字が読みにくくなります。

 また暗い色どうしでも使えないです。

 暗い色どうしでは、この逆で

 文字が光っているような効果を

 使う方法もあります。)

 

この影を付ける方法も、

明るさの違いがあるものをフチに使う

セパレーションカラーの変形です。

 

以上整理すると

 

補色・反対色どうし、

または明るさが近い色どうしで

文字が読みにくくなっている場合

 

①明るさの違いを大きく変えて

 読みやすくする方法

 

②明るさの違いが大きい色を

 文字のフチに使って読みやすくする

 方法があります。

 

ということになります。

 

この方法を使って、

読みにくい文字を配置したままにする、

ということはできるだけ避けましょう。

 

商品サービスのキャッチコピーが

見込客に伝わるように配色にも留意して

販促ツールを作成してくださいね。