チラシの集客力、POPの収益力を
30%以上!増加させるデザインの
テクニックをアドバイスしています。
販促ツールコンサルタントの
那須野です。
読むだけで販促デザイン力のつく
ブログです。
今日は前回に引き続き、特定の色の
組み合わせで、さまざま印象を
作り出すことができるお話の第二弾
になります。
このことを理解して実践できると
チラシやPOPで商品やターゲットに
ふさわしいイメージでで世界観を
表すことができるようになります。
あるいはこちらが意図したイメージの
世界の中に見込客を誘導していく
ことができるようになります。
今日もまたこの色相環の位置関係が
重要になります。
この色相環の中の各位置によって
色の組み合わせの名前がつけられて
います。
前回は、対決型、準対決型、三角型、
全相型について見てきました。
ではまたつづいて
後半の組み合わせを見ていきましょう。
◉類似型(るいじがた)
似た色(色相)だけで作られる
組み合わせです。色相環の中の
となりの色と組み合わせる方法
になります。
この組み合わせで作った配色の
パターンはこちらです。
この配色のパターンは、
穏やかなイメージや、仲間だけで
通じるこだわりや、趣味の世界などを
表すことができます。
閉鎖的な印象や弱々しい
印象になる場合もあります。
◉同相型(どうそうがた)
同相型は、類似型にも近いですが、
同じ色(色相)の中にある明度や
彩度が異なる、さまざまな色の
組み合わせでできるパターンです。
この組み合わせで作った配色の
パターンはこちらです。
同相型の特徴は、類似型の、
こだわりや、仲間内の世界がさらに
強まる形です。
限られた対象に呼びかける、
内向的で閉鎖的な世界を表します。
◉微全相型(びぜんそうがた)
微全相型とは、1つか2つの色
(色相)が全体に広がる中に、
小さい面積で様々な色が加わる
配色です。
まんべんなくいろいろな色が
使われる全相型との違いは、
大きな面積で使われる色があること。
2番目に大きく使われる色の
面積が大きくなると全相型に
なります。
この組み合わせで作った配色の
パターンはこちらです。
微全相型は、自然でやさしい感じや、
家庭的なイメージを作ります。
個性が無い、特徴の無い感じ、
頼りない感じにつながる場合が
ありますので、注意が必要です。
◉微対決型(びたいけつがた)
微対決型は、同相型や類似型の
配色の中に、対決型と同じように
反対色がほんの少しだけ加わった
形です。
この組み合わせで作った配色の
パターンはこちらです。
この微対決型の特徴は、
都会的で洗練されたイメージや
高級感や深みのあるイメージを
作ります。
人工的な感じや親しみにくい
感じにもつながるので注意して
ください。
この微対決型の反対色は、ほんの
数%で効き目があり、全体の2割を
超えてくると対決型の印象に
変わります。
今日も前回の続きで、配色の
組み合わせによって印象の違いを
作り出せることを見てきました。
このように、
キャッチコピーやレイアウトの
要素とともに、配色によっても
イメージを作ったり、コントロール
したりできます。
あなたの販促ツールに必要な、
イメージを作るのに参考にして、
見込客が反応しやすい紙面の作成に
ぜひ役立ててください。