チラシの集客力、POPの収益力を
30%以上!増加させるデザインの
テクニックをアドバイスしています。
販促物コンサルタントの
那須野です。
読むだけで販促デザイン力のつく
ブログです。
ご無沙汰しております。
しばらく空いてましたが、
また販促物、チラシやPOPなどを
作られる方に役立つ情報をお伝えして
いきたいと思っています。
わたしは、これまで約3年間にわたり
販促デザインセミナーを開催してきてるのですが、
そこでの事前事後のアンケートを
最近集計してみました。
そこで、皆さんが販促物作成で
困っている代表的なポイントがあると
感じました。
アンケートでは、具体的には
・販促物作成で困っていること
・販促物作成でどんなものがあれば助かるか
について聞いてきたのですが
セミナーでは解決するように話してますが
遠方だったりなかなか参加できない方も
いらっしゃると思います。
またセミナーに参加された方にも復習に
なるようにお伝えしていきたいと思います。
(たぶんセミナーよりも深く解説するのでは
ないかなーと予想)
ちなみに具体的に
どんな要望が寄せられていたかというと...
「人を惹きつけるデザインがわからない
コツを知りたい」
「販促物の配色はどうしたらいいか知りたい」
「テンプレートが欲しい」
などなど、全部で今日時点で数えると
302個も寄せられていました。
集計の結果から
代表的なものからピックアップして
お伝えしていきたと思います。
そんなご要望の中で、割とあったのが
「チラシにどんな要素を入れたらいいか
わからない」
というのがありました。
いまちょうどチラシ作成のワークショップを
開催したりすることもあって大事な点なので
そこで今日からしばらく、
こちらについてお伝えしたいと思います。
(たぶん自分が気分を変えたいので
時々レイアウトの話など全く別の話も
挟みながら伝えていくと思います。)
今整理してみて、チラシに入れるべき要素は
7〜8項目あると思いました。
具体的には商品・サービスの特徴とか
写真とかということですが
厳密には要素には入らないけれども
これらより先に片付けるべき重要なことが
あるので、それから先に伝えたいと思います。
それは何かというと
「ターゲットを設定する」
ということになります。
パート1、2、3...の前のパート0(ゼロ)
要素0(ゼロ)個目です。
なぜ、具体的な要素に入る前に
ターゲットの話をするかというと
ターゲットを設定することが
販促物の反応率を高めるために重要であり
チラシに必要な要素を挙げていく際にも
念頭に置かないとブレた要素で
収集つかなくなっていくからです。
ターゲットを設定することによって
ターゲットに響く特徴、写真を中心に
集めていくことができるようになります。
では、ターゲット(対象者)と言っても
どのように設定したら良いかですが、
具体的には、以下のような項目を埋めていくことです。
・年齢層(20代、30代、40代、50代〜)
・性別(男性、女性)
・家族構成(未婚、既婚、独身、子供あり)
・職業(営業職、事務職、自営、役員、主婦、学生〜)
・生活地域(職場・住居)
・お店の場合お店までの距離
・生活スタイル
・所得水準
・趣味
・よく読む雑誌・書籍
・所属グループ(スポーツ、その他)
・来店頻度
・利用金額・支払い金額
・ライバル・競合店はどこか
などなど
これらはいわばお客さんの属性と
言われるものです。
属性分析をやると自分の売ろうとするもの
サービスがどういう相手に適したものか
など新たな気づきにもなるかと思います。
属性を分析することは、
これから作る販促物の方向性を把握するため
にもかなり有効と思います。
自分もほとんどの場合行います。
属性を決めることも有効ですし
まずはこちら行ってみることを
お勧めしますが
こうした属性で決めたターゲットは、
ただし、実際のお客さんの個性が多様化
していることに対応しきれない側面は
あります。
そこで、さらにこの属性の方で
代表的な方一人に絞り具体的な人物像に
してしまうのがいわゆる「ペルソナ」の
設定です。
リアルに存在する人物と仮定して
分析していくことです。
ペルソナの設定にも重要で
ターゲットを理解するのに役立つのが
ターゲットの欲について
挙げていくことです。
人間の欲には2種類あり、
①こうなりたい欲、何かを得たい欲
②こうはなりたくない欲、何かを避けたい欲
ですが
どんな夢を持っていて、どんな恐怖を
持っているか、どんな悩みを持っているかを
挙げてみるのはとても大事です。
(上の属性のところに入れて一緒に
あげてみるのでもいいとも思います。)
もしも、あなたが整体業、飲食業の
個人店で、具体的な代表的な顧客が
イメージできるならば、
そのお客さまをイメージするのも良いと
思います。
具体的なお客様をイメージするメリットは、
このあと感情移入してキャッチコピーなどを
考えることができることです。
この場合も上の属性のようなところを
深堀りすると良いと思います。
基本的には個人店などで業務の傍ら
一から完成まで販促物を作成する方に
役立つことで考えていますが、
ターゲット設定も、必ずいずれかの方法で
やってもらいたいですが
厳密にやりすぎる必要もないと思います。
ターゲット設定についてまとめると
①年齢、職業など属性を分析・設定する
②具体的な実在の人物としてペルソナを設定する
ターゲットの欲についても挙げる
③具体的な特定の顧客をイメージして
その特徴をあげる
でやりやすいレベル・方法で取り組んで
もらえればと思います。
(できたら一度はじっくり
すべて試してもらいたいです)
ターゲット設定が済んだところで
各要素について次からまた詳しく
説明していきますね。
今日のところ動画でも解説しております。
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