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テクニックをアドバイスしています。
販促物コンサルタントの
那須野です。
読むだけで販促デザイン力のつく
ブログです。
コトPOPって何?
POPのセミナーなどでもよく聞かれますし
そこも解説してくれというふうに言われる
こともあります。
簡単にコトPOPとそれの対極にある
モノPOPについてまとめてみます。
●モノPOP
(主人公は商品やサービスそのもの)
商品名やメーカー名をアピールするPOP
商品にフォーカスしているPOPですね
または金銭的なお買い得感のみをアピールする
POPなどもこちらになるかと思います。
例えば、何か野菜のPOPでしたら
典型的なモノPOPですとこんな感じ。
●コトPOP
(主人公はお客様)
お客様の立場に立って共感をよんだり
興味を持たせたり共感させる内容を書き
お客様に納得してもらい買ってもらうPOP。
ややわかりにくいですよね
具体的には
「どういうこだわりがあるのか」
「なんで売れているのか」などを
説明するPOPですね。
これ(商品・サービス)を買うとどんな
いいコトが起きるのか期待させるPOPです。
商品よりもお客様にフォーカス
しています。
こういう例ですと、食べ方や料理の仕方、
食感の秘密などをお客様目線で書くのも良い
と思います。
いわゆるコトPOPについてはもう少し
色んな方面から伝えてみようと思います。
翻って自分で考えてみると、もともとは
コトPOPを、強く意識して書いては
いませんでした。
とにかく値段だけのものから、
使い方、特徴を解説するようなもの
果てはオブジェまで作っていました。
売れるアピールが出来ることであれば
なんでも取り組んでいました。
コトPOPかどうかなど考えるヒマもなく
大量に書いていました。
こうして何千というPOPを作り
かなりの(数億円規模)の利益アップも
出してきた観点で言います。
今から見ると
あるものについてはコトPOPでしたし
あるものについてはコトPOPではない
という感じです。
どれも「売れる」という目的では
単体であるいは組み合わせて効果を
出してきました。
もちろん平面のPOPを書くというときには
商品をとにかく分析しましたし、
それがいかにお客様のメリットになることを
伝えられるか考え抜きました。
顧客目線でPOPを作れているか
内容もそうだし、レイアウトや配色に
ついてもです。
これらの売れるPOP作りに対する
取り組み姿勢は、とても大事なので
セミナーでもいつもお伝えています。
世間でコトPOPで言われていることと
本質的には変わりがありません。
(とずっと後で気がつきました)
なので、コトPOPの本質を理解すれば
マーケティング的な観点からも
なぜ売れるかも納得できます。
ですが、コトPOPでなければ売れないか
というとそうでもないような気もします。
いくら良くても同じように説明が多いもの
(コトPOPは必ずしも説明の量はが多い
というものではないですが)ばかりですと
敬遠されるような気もします。
店内でのバランスの問題もあります。
インパクトだけのシンプルなもの
ディスプレイの美しさだけで売れるものも
あります。
お客さん目線で、というのは自分も同様の
観点で言っているところですが
コトPOPでなければならないと考えるのでなく
柔軟に色んなものを試してみる。
貼っていないのであればまずは
どんなものでもPOPを作ってみる。
それから客観的に見てみて、反応を見てみて
改善していく、というやり方も大事かなと
思っています。
動画でも解説いたしました。
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